DIY DSP PROCESSOR PROJECT |
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AUXADC POT Multiplexer POT MPX-6
FreeUSBi (SMD/ThroughHole hybrid version)
Optional XLR Balance Output Board for FreeDSP Catamaran A/B (BAL OUT x4)
機械語(奇怪語?)に近いDSPのインストラクションを完璧にマスターした上で、パイプライイン処 理 による並列処理の最適化までをアタマの中で考えながらDSPのコードを書かなければないという古い固定観念が巣食ってから早30年が経過した今日では、DSP の処理能力も数千倍に向上しながらも消費電力は激減したので空冷ファンもヒートシンクもなしでOKな時代となり、部品の実装難易度は上がったものの当時な ら信 じられないくらい安 い費用でアマチュアでもプリント基板が作れるようになった。 何より大きく変わったと感じるのは十分に高い処理能力が得られるようになったた めに カリカリにチューンしなくても実用になるコードを吐く開発環境が手に入るようになった事で、それを知った時点で、久々にDSPでちょっと遊んでみたいと感じた のがきっかであった・・・
なんと千円ちょっとで買える固定小数点DSPにデルタシグマ型の24bit相当のADCが 2ch と、 DACが4ch、さらにボリューム読み取り用の10bit ADCまで載ってて、開発環境はGUIで それこそ一行もコードを書かずに実用になるソフト開発ができるという、古い人間にとっては夢のようなAnalog Devices社のSigma DSPの事を知ってからは、この便利な時代まで生き長らえたメリットを享受すべく、何とかお小遣いレベルのコストで遊べないものだろうか? としばし考えていました。 アナデバ純正の開発用リファレンスkitは2〜3万円もするし、何よりもネックに感じたのがデバッグやファームの書き込みで使 用するアダプター であるUSBiが 単体で購入(開発kitには付属)すると1万円近くもするので、少しでもお小遣いを減らしたくない身としては仮にDSP基板を安く作れたとしても、その何 倍も 書き込みツールがするのでは費用的に敷居が高く感じられて暫くそこで止まってしまいました。 そんなある日、FreeDSP コミュニティで開発されたFreeUSBiと いう互換アダプターがDIYできるという事を知り俄然やる気が出てきたので一気に設計してしまったのが、このFreeDSP SMD A/B Boardです。FreeeDSPコミュニティにも、これに近い構成のボードのデザインがあったのですが、自分の目的にはチト使いづらいと感じたのでDIYの精神に乗っ 取って、無いものは自分で作ってしまったのがこのボードでありプロジェクトという訳です。 開発は次のような日程で現在進行形です。
最初に、どのような用途を想定しているのかについて説明します。 DSPなのでソフトを入れ替 えれ ば様々な応用が可能なのは理屈ですが、私の想定した用途は以下のようなものです。
これらで使用を想定している技術要素として
などと、遊んでみたいテーマには事欠きませんが、まずは実行できるハードを造らないことには始 まり ません、何せ全てひとりで進めているので段階的にしか進めないもどかしさがありますが、以下のサブプロジェクトへのリンクと続きます。
Here are two FreeDSP related projects...
FreeDSP Classic SMD A/Bプ
ロジェクトの続編として、DACとFreeUSBiを搭載した一体型の基板 FreeDSP Classic SMD A/B plus
IIの開発を開始終
了しました。
日本在住の方で最初の試作基板の頒布に人柱として参加し
てもいいよっという方がおられましたら、手作りアンプの会の掲
示板にて参加表明ください、あと若干名ですが人柱参加者を募っております。
(頒布は終了しました、ご協力ありがとうございました)
ADAU1701のADCを差動で使ったら思いのほか高性能だったので、感動した勢いで開発してし まったDSPボード。 こだわりの機能や回路が満載のデュアルモノ構成の4wayDSPクロスオーバーデバイダー向け、左右のチャンネル間はTMD形式のデー ターリンクで受け渡しが可能。RCAピン端子を使いながらも差動入力であり、出力も差動出力回路を搭載しているので、RCAピンケーブルで多数のパワーアンプ を使用する場合でも許容できるグランド電位差が大きくXLRバランス入力を持たないパワー・アンプでもGNDループノイズが生じにくい特殊な出力回路を考案し ました。 どうしてもXLRケーブルで繋ぎたいという方むけにオプションでXLRバランンス出力ボードも設計しました。
FreeDSP基板のI2S出力を4系統束ねて一本のTOS-LINKケーブルで伝送するというイ ンタフェース基板です。44.1kHzまたは48kHzサンプリングの音声を23bit精度で8chと、1ビットの制御ロジック信号を伝送することができま す。 このプロジェクトはFreeDSPのADAT-IO-x6のプロジェクトにプルリクエストしたところ本家プロジェクトと置き換わるメインライン扱いにな りました。
引続き更新中です