フェイズシフターによる音像イメージ改善の実験(part2)

このページではこれまでに考案/実験した機器の写真や結果、設計情報等を公開しています


実験したシステム構成について(ver0.2)

(Block Diagram of Phase Shifter Delay System ver0.2)

ver 0.1の評価を進めていくなかで、反対側のチャンネルに対して位相をズラす方向を逆向きにすれば望む帯域の効果はそのままに、全体としては違った状態になるのではないか?と思いついたので、早速この逆アプローチを試してみることにした。 回路的には下に示すような回路となる。 ver 0.1の回路とは位相がズレる方向が逆となる。
 
 
 
この回路では位相をシフトさせない状態では正相出力となるため運転席側のバッファー回路全体を省略可能。 今回は処理しない状態との比較が簡単にできて、かつポップスノイズが出ないようにリレーの結線方法を変更、簡易的にリレーの駆動回路を省略してヘッドユニットのリモート出力で直接駆動しても構わない(但し、アゼストやマッキンのヘッドユニットの場合は省略不可→たぶん壊れます)。 バイパス兼ミュート機能が不要の場合は、DPDTリレーもダイオードも電源回路図一番下側のリレー駆動回路も要らない、リレーのメーク端子とコモン端子間を直結するだけでOK。



[この資料の利用上の注意事項]
 本資料はカーオーディオ関連機器用途を想定して、hilo個人が趣味で回路設計 したものであり、性能及び動作等の一切を保証するものではありません。   従って本資料に基づいて機器を製作した際に、機器が動作しない、もしくは、 期待した性能が得られない等の障害が発生したり、万が一に事故等が発生したと しても、当方は一切の責務を関知しないものであります。  従って実際に機器の製作を行う際は、あくまでも各自、個人の責任において行 ってください。
[Caution:] (Please use above documents, At Your own risk!)
→メインページ(Return to Main-Page) inserted by FC2 system