このページではこれまで製作した小物の写真や設計情報を公開しています
モバイルルーター兼WALKMANとして常に持ち歩いているSONY SO-03Cであるが、RAYの場合、4極のミニプラグを使ったヘッドセットやiPOD付属のEarPOD等をさすと「このアクセサリーは使えません」というメッセー ジを表示して本体内蔵スピーカーから音が出てしまう。 業界のデファクト標準ともいえるiPOD/iPHONE用とは何が違うのかというと、4極プラグの先端から 2つの接点は内容が同じ信号なのだが、RAYは根元側接点の2つ(GNDとマイク)が基本的に逆の使い方だということに起因していた。
さらにRAYの場合ではマイクを使わなくても根元2つの電 極の間を特定のインピーダンスにするか、完全にショートしてしまうか、の何れかにしないとイアホン側に音が切り替わらずに「このアクセサリーは使えません」と使用を拒絶させる仕様になつており、制約にガマンならない虫がうずきだしたのに加え、ヨドバシカメラで生産終了品のSONY XBA-4IPというイアホン在庫処分で定価の67%引きという格安プライスでゲットできたので、何とかコイツをRAYでも使いと考えた、一応iPODやiPADも使うことがあるのでプラグ交 換はしたくないし、何よりも3極プラグに交換してしまうとせっかくのリモコンボタンやマイクが付いているのに使えなくなるので悲しすぎる。
上記の回路は抵抗をとっかえ引っ替えしながら、たどり着いた値なので最適値ではないかもしれないが一応動作した、これから解ったことは・・・
RAYでイアホンとしてしか使わないのであればプラグを普通の3極ステレオタイプに交換するとかしてしまうのが一番簡単
簡易的にはミニプラグ根元の二極を導電性のテープ等で短絡してしまうだけでもOKであった。
この独自な仕様のミニジャック廻りの回路をSO-03C本体側で改造しようとトライしてみたがSO-03C本体側で改造すると、内蔵 スピーカーやマイクが正しく動作しなくなる事と、時々誤認してスピーカーが鳴ってしまうので、本体改造は諦めて次節で解説するような変換ケーブルを作成することにした。
(外観)
急場しのぎの反則技としては次のような方法もアリます。
導電性の銅箔テープを巻くことで目的を達成しています。