【ナビ用モニターの取り付け位置の検討】
ダッシュボード上の小物入れを外すと内部は下の画像のような状況で、確かに奥行きの短い1DINの機器なら収納できそうです。
7インチのモニターを仮置きしてみるとこんな感じです。
一段下がった位置まで沈めても丁度モニター画面の一番下まで見えるギリギリのポジションです、この位置なら全く運転者の視界の妨げにもなりません。 う〜ん、まぁまぁいい感じです。
・・・という事で、最終的に上部小物入れに1DINサイズのインダッシュモニター収納式ナビを納める案は以下の理由で却下としました。
- 構造的にモニターの位置が高くなりすぎて視界を遮る面積が大きくなる。
- ナビ本体が大きく傾くためジャイロの精度が悪化する可能性があること。
- ナビDVDディスクへのアクセス音が結構大きく、この位置だと静かな時に耳につく。
【ナビ用モニターのインストール】
取り付け位置が決まったので、早速加工に取りかかります。 モニターを固定する金具が当たる箇所を逃げるためと、配線を通すためにトレーの一部をカットします。
カットできました。
トレーの底にモニター固定用の金具を取り付けてインストール、下の画像のように元々付いてる蓋のバネを外して半開きの状態でボロ隠しにしてみました。
実用上はこれで何の問題もないのですが、何か折り畳んで収納もできないとイケナイような脅迫観念に駆られてきてしまいます(笑)
横から見ると小物入れの内側が丸見えなのも何か格好悪いし、一旦気になりだしたらもうどうしようもありません・・・
実施日 2008.Apr.7th
【目隠しパネルの制作】
・・・という事で、オリジナルの蓋を加工して作っても構わないのですが、FRPで専用の蓋を成形してみることにしました
現物を採寸して形状を決めていきます、相当にアバウトな性格なのがよく判りますね・・・
とりあえずプロトタイプを作ってみるためオリジナルの天蓋に水で薄めた澱粉糊を塗って乾かし、FRPが張り付かないに保護しておいてからサフェースバリアマットを被せ大体の形状をイメージ。
ウレタン樹脂と硬化剤を混ぜてから塗布します。
固まるのを待ちます・・・・
蓋のプロトタイプが出来ました、これを現物合わせして最終的な形状を決めました。 薄いので万能はさみ等で簡単に切れます・・・
形状が確定したところで、オリジナルの蓋とプロトタイプから型取りしたメス型にグラスマットを積層してFRP製の蓋を作りました。
成形して出来上がった蓋に塗装をしてクルマに取り付けます。
半開きの蓋の時よりスッキリとインストールするとこができました。
将来的に5.1ch用のセンターSPや、GPS搭載レーダー検知器などを搭載するときにはグッと盛り上げてスペースを稼ぎその中に内蔵できるようにしようと構想を練っています。
実施日 2008.Apr.14th