[回路図1]某氏が作ってみたが、なぜか動かなかった最初のバージョン
[動作解説]
回路図1は470uFの電解コンデンサーの電圧をPNPトランジスタによるエミッタフォロアで追っかけるようにドライブすることでリレーを制御する、このコンデンサーの
電圧は、ACCがオンになるとNPNトランジスタがオンになり放電されるので、
NPNトランジスタのエミッタの電圧は下降してリレーが作動する(はず?)、ACC
が遮断されるとやがてコンデンサー両端の電圧は上昇していき、約4分でリレーが
切れる(はず)
[回路図2]上記の回路部品を流用してのやり直しバージョン
[動作解説]
回路図2は、「回路図1でうまく動かない」との報告を受けたので、取敢えず同じ
部品で実験できるように考えた回路である。 こちらもエミッタフォロアであるが、
考え方が裏返しになっている、PNPのトランジスタはダイオードの代わりである。
当然ダイオードに交換しても構わない。 どちらの回路ともHFE値が低いトラン
ジスタだと、大型リレーの場合やや苦しいのかもしれない。
[回路図3]新規一転?の設計やり直しバージョン
[動作解説]
回路図3は大抵のトランジスタなら問題無く動作するように設計を見直した、HFE値
に左右されないようにNPNトランジスタのダーリントン接続とした、一般的なエミッ
タ接地回路なので詳しい説明は不用だと思う、左側のSiはスイッチング用のシリコンダイオードで十分、もっと時間を延ばしたいひとは470uFのコンデンサを大きくする
か、470Kの抵抗値を上げてみて欲しい。
では、トライしてみる勇気ある人の成功を祈る(笑)
なんて事を書いてたら・・・
(以下、谷野さんのメールより)
こんにちは、HILOさん。
今回、車のキーのオン、オフでオーディオが途切れるのがいやだったので、HPに
ある電源遅延回路を作らせて貰いましたので報告します。まだ、車には組み込んでま
せんが、テストでは問題ありません。ただ、オンになっている時間は結構長いです。
6分はありそうです。一応、画像を送りますが、なにぶん、回路図だけで回路を作る
のは初めてなので、部品の配置は無茶苦茶でしょう。何の知識もありませんので。と
りあえず動いてるのでよしとします。(^-^)v
ではでは・・・