SONY製のヘッドユニットに外部信号入力をする方法

方法1:XA107を使用する

この方法が一番正解なんですが、随分前から「近日公開」と宣伝しているうちに3年も経ってしまい、実はこの記事を書く1年以上前に、ななんと製造中止になってしまいました、もし運良く中古品や店頭在庫を見つけた方は迷わずゲットしましょう、外観は下の画像です、当時の定価は一万円ジャストのお値段でした。
XA-107
この機器をSONYバスに繋ぐと、ヘッドユニットからはCDチェンジャーが1台接続されたように見えます、すでにCDチェンジャーを接続している場合には、ヘッドユニットの「MODE」ボタンを押すことでCD1あるいはCD2としてXA-107側を選択することができます。チェンジャーなしでXA107だけでも使用可能です。 
残念ながらこのユニットは設計が古いために、CDレベルの入力信号を入れると入口で歪んでしまいます、ナビやテレビの音声ならいいのですが、オーディオ信号を入れる場合には余りにもヒドい音になってしまうので、以下のリンクに示す改造をお勧めします。(但し、改造に自信ある方限定)
  →音質改善のための対策方法


方法2:CDチェンジャーを流用する(簡易型)

この方法はすでにCDチェンジャーを持っていて、XA-107を購入するのが無理、あるいは勿体ない(笑)と考えている方向きです。 SONYの場合、ヘッドユニットとCD(MD)チェンジャーとの接続はSONYバスとRCAピンによる音声信号で行われます、そこでやや乱暴な方法ですが、チェンジャーを演奏中にRCA入力に外部機器の音声を入力します、こうすることでヘッドユニットはチェンジャーを演奏しているつもり?になってしますが、実際の音声が外部機器のものが入力され、めでたく外部信号の入力が実現するというアンバイです。当然ながらチェンジャーにはディスクを入れておく必要があります、また機種によってはディスクを入れ換えている間ミュートが効くものがあるようです。
 全くのダミーとしてCDチェンジャーを積んでおくのも勿体ないので、上図のように市販のラインセレクター等を経由してチェンジャーとヘッドユニットを接続するようにするだけで、この外部入力とチェンジャー本来の機能の両立が実現します、ゲーム機やポータブルMDプレーヤー等を繋いで簡単にシステムアップが実現できますので、興味ある方は個人の責任において、おためしください。


(取材協力:Cyber MAX氏)

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