Carrozzeria RS-P70Xの巻

もう5年ほど前になってしまいましたが、外見を含めてよく似ているカロのDEX−P01(7万円)とP70X(15万円)の差がどれほどなのかを知りたいということで、Aさんから画像を送って頂いたときのファイルをHDDのなかから発掘したのでアップしておきます。

(画像提供ありがとうございました)


カロのデジタルプロセッシングユニット「DEQ-P01」の前身にあたるRS-P70Xは当時はまだ珍しかったDSPを多用したユニットとして話題になったものです、内部のプリント基板の配置や部品を見るとかなり近い構成であることが見てとれます、但し細かいアナログ部品の違いから、たとえ同じ演算をしていたとしても最終的に出てくる音は同じにはならないような気がします。

(下画像)

アルミ押し出し材の天板を外した状態の画像、ブリキのカンカラはDSP部分から発生するノイズをシールドする役目がありそうです。 高級機だけあって銅メッキのシャーシーが光ってます。

(下画像)入出力部のアップ画像。左側の本体のパネルには手前側に電源端子、ヒューズ、アナログ出力(8ch)があり、IPバス入力とカロ独自規格(?)の光デジタル入力はどこなのかこの画像からでは確認できません。

(下画像)上から見るとこんなカンジ....

 
  上記中央の画像で見えるシールドケースを外した状態が下の画像。

これはデジタル信号処理部を外した状態。下側のシールドケースはたぶん定電圧電源部。アナログI/Oと電源部が載ってます。 青いケーブルの下にある石はひょつとするとフェーダー(ボリューム)かも、つまり音量制御はアナログかもって事になります....

(下画像)DSPとDAC部分をシールドケースから取り出した状態の画像

  デジタル信号処理部のアップです。上部が東芝製のDSPを用いたデジタル処理部、下に6系統並んでいるのがBB社のPCM1704を各ch毎に用いたD/A部ですただしこの高級DACは6ch分しかありません、SW用にはその右のPCM1716という比較的ローコストのD/Aを用いています。 6chは整然と並んでるだけに2chだけケチるなよぉと言いたくなります...(笑)


Aさん、情報と画像ありがとうございました。 inserted by FC2 system