RD-701がヘッドアジマス調整機構などをフロントパネルから省いている廉価モデルなのに対して、このMTD-1は意匠デザインや、難解な操作体系等、実にナカミチらしいこだわりが感じられるヘッドユニットである。
メイン基板の画像:
この画像の下に見えるブリキのカンカラは多分インバーター電源ユニット、左下に見えるのはラジオのチューナーモジュール、その上がカセットのアナログ回路、SONYの石はドルビーNR回路用、中央やや上よりにマイコン関係がすこしあって、右側がアナログSWなどの音声信号系の回路、ここでもやはり使用しているオペアンプはなぜか4558! この選択は、この価格帯におけるNakamichiのポリシなのかな?
底面からのショット、この面にはチップ部品が多用されているが、音に影響が大きい要所には基板オモテ面にマイラーフィルムコンデンサー等が使われている。
左上隅に見える緑色の部品はトーン回路用ボリューム。
このページの画像は、まよさんから提供して頂きました、どうもありがとうございました。