Mac Audio MP-200G 2ch Power Ampの巻
解説
ドイツのメーカとして有名なMac Audioであるが、ここの製品ラインナップのかなりの種類が日本製もしくは
、日本で設計されたもののようだ。 今回は同社の2chパワーアンプMP-200Gを撮影した。
Top Side View(外観)
青色メタリックの塗装が非常に美しい・・・
Bottom Side View(セットの裏蓋を外した状態)
フェノール材のプリント基板で、ところどころ部品の発熱のために灼けている箇所が認められる。
昔風というか、いかにも手作りといった感じの造り。
Amplifire Part(アンプ部)
チャンネルデバイダーを内蔵しているため、縦に黒く見えるSIPのオペアンプを搭載している、グレードはあまり高くない汎用品を使用している。
入力回路はAC結合だか、設計が不十分なため、モード切り換え時にはポップスノイズが出やすいので、電源を落とす方がいいようだ、BTL動作も可能らしい。
右側に見えるアルミ板の上下についているのはNEC製の電圧増幅IC(相当に熱くなる!)
上下のヒートシンクについているのがファイナルのトランジスター、特にドライバー段との熱結合等は重視していない設計ようだ。
Power Supply(電源部)
裏側から電源回路を見た状態、黄色いのがインバーター電源の昇圧トランス、画像左下に見えるのは温度暴走時に動作を遮断するバイメタル(サーモスタットみたいなもの)
(機材提供:岩田氏)