落札して届いたパッケージは一見はツインチャージエンジン用のものと同じでした。
水か掛かってサビなど生じていないかどうか確認するために中身を確認します・・・
PPEの内部画像
基板も接点を非常に綺麗で、特に問題なさそうです。
基板を裏返すとTouran用と同じく2つのスイッチがありました。
PPE基板(裏面)
TouranにPPEをインストールした時に内部のロータリースイッチを切り替えると走行フィーリングが変わる事は経験しているので、微妙な差が感じ取 れる程度に慣れてきてからこの辺りのチューニングにもトライしたいと思っています。実はTouranが壊れる寸前にOBD2スキャナーを入手したので今回 は定量的なデータを取りながらトライできそうです、ちなみに下の画像はTouranでテスト測定した時のもの(日を改めてちゃんと測定しようと思ってた矢 先に愛車が逝ってしまいましたが・・・)
VW Touran(140ps) Traffic Signal Start Dash Logging Data Example
思うに車重Mと加速度aを表すa=F/Mの式から軸出力Fを計算して表示しているようですが、絶対値の精度は別としてもチューニング過程での相対的な変化は読 み取れそうなので楽しみです。
車両へのカプラー取付け
Golf mk7.5 1.2l TSIエンジンの場合はツインチャージのTouranとは違ってターボチャージだけなのですが、なぜか2系統のマップセンサーがあるので、これらを騙すハーネスを取り付け る必要があり ました。カプラーを割り込ませる箇所は上の画像の丸で囲ったところの2箇所です。取り付ける際に左側のセンサーは隠れているのでエアクリーナーのカバーを 外す必要があります。 片方のハーネスには白線が引いてあったが、どちら側に付けるのが正しいのか、どっちでもいいのかも不明、もし何か知ってる人がいた ら教えて欲しい・・・
コントローラー本体の取付け
コントローラー本 体は念の為ビニル袋で防水したうえで付属のポチ袋にいれて開口部を下にしてバッテリー横に固定しました。
取り付けを済ませ、まずはエンジンを起動すると普段と特に違わない印象、走り出しの出足も体 感するほどの違いが判らない・・・、思い切り回しても拍子抜けするほど違いは微妙な感じ? ただ2000回転前後でのトルクが明らかに太ったのを感じ取れるのであまり高回 転まで回さなくても中回転域でイージーに加速できるようになったという印象です。ただチョイ乗りの燃費は少し悪化したような? 全体的な印象として回転を上げ ずに走るの に向いてる感じだったので、早めのシフトアップをしてくれるであろう?と期待して走行モードの設定をコンフォートからエコモードに変更しています。 取り付け てからまだ200km程度しか走ってないのでまだ様子見の状態です。
結果的に高速道路とかで追い越し加速をするときにストレスが減ったかも?という気がする位のライ トな チューンとなりましたが、チョイ乗りでのリアルタイム燃費表示の値のこととか、装備の差を考えるとコストパフォーマンス的にはやや割高に感じると思います。 2022年現在で1.4l TSIと1.2l TSIの中古車価格の差が20〜30万円という事を考えると、このPPEというデバイスは明らかに定価で買うべきものではない代物だという事だけは明らかですね。
実施日 2022 Jul. 3rd
工事中 (近日実施予定)